4月8日、滋賀県草津市の元JRAジョッキー常石勝義さんの自宅へ取材に港監督、ナビゲーターの岡本美沙とで訪れました。
草津市の高層マンション、4月なのにちょっと寒い日でした。
常石さんは二度の落馬で高次脳機能障害を負い、左半身が少し使い辛そうでした。
お母様も本当に常石さんをサポートされていらっしゃり、取材の間中、
「その時のことについて、お話しなきゃいけない事あるでしょ?」
と、常石さんの記憶をうまく引き出すようにされていらっしゃるのが印象的でした。
執筆者(岡本美沙)は、競馬の事をさっぱり知らずでしたので、本当に過酷な世界なのだと改めて感じました。
高次脳機能障害の症状で、記憶障害があるそうです。
落馬した後の病院で、お母様のことは理解できなかったそうですが、馬のことはよく覚えていらっしゃり、また退院したあとも、馬に関することはちゃんと覚えていらっしゃったそうです。馬の名前、馬の用具などもちゃんとわかっていらっしゃり、また、馬に対する愛情は人一倍だったようです。
落馬で競馬は引退されたそうですが、そんなに馬が大好きなら・・・と、馬術競技という選択をされ、東京パラリンピックの「馬術」の競技にご出場されるそうです。
毎週、滋賀県草津市から兵庫県明石市の練習場に練習に向かわれるそうです。
しかし、時々、すべての荷物をどこかに忘れてきてしまうそうです(笑)
貴重なお話もお伺い出来て、改めてものすごく努力されていらっしゃる方だという印象をうけました。
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